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ミズノ ウェーブライダー29が発売しているので解説

ミズノ ランニングシューズ

今回はミズノよりウェーブライダー29が登場しているので解説しておきます。

本作はデイリートレーナー、初心者向けに作られている定番のクッションシューズ。

基本のコンセプトは変わっていませんが

一方で、フォーム部分などが大きく変わっている本作。

早速判断できる部分を解説していきます。

前作よりもクッション、反発、快適性が向上


※上が今作、下が前作。画像はミズノ公式より

今作にはクッション上部、下部両方にMIZUNO ENERZY NXTを搭載。

加えて、いつも通りミズノウェーブが採用されています。

その結果、クッションと反発性を増している仕様となっています。

前作からクッション性が前足部で約56%、後足部で約21%、反発性が前足部で約59%、後足部で約19%それぞれアップ
引用元

また、簡単に比較できるスペック表も今回掲載されています。

そのため、軽量化や2mmの低ドロップ化、前足部のクッション増もわかる仕様です。

一方で気になるのはミズノウェーブの形状や、素材がウレタンになっているところ。

例えばミズノウェーブは、前作であればサポートする形状を持たせながら配置されていました。

一方で本作は一般的には柔らかくなるウレタン樹脂に変更されつつ

サポート面もフラット気味になっている印象です。

つまり、安定性もサポート性も落としているのがわかります。

更にアウトソールラバーも今まで通りの形状をベースに使用。

ただ、ここも前作は肉抜きすることで、加重が中央部を通りやすい仕様でした。

本作はそれを継承しつつも、もう少しマイルドにしている印象です。

この辺りから、全体的にマイルドな感覚にしてはいるのですが

初心者向けということを考えると、サポートや安定性をどこまで減らしたかが気になる所です。

ちなみに低ドロップ化にしたことで、ヒールカーブも少し変更しているかもしれません。

かかとのフィット感がもう少し、食いつきが弱くなっている可能性もあります。

ただ、この辺は他要素も大きく絡むので一概には言えない所。

また、アッパーに関してはそこまで大きな変更はなさそうな雰囲気。

やはりソールのクッションと反発性を増したことで

どこまで初心者に対応できるのか、がライダー29の課題となりそうです。

実際にみてきた感想

そして実際にウェーブライダー29をみてきました。

正直に言うと、ここまでクッションを柔らかくする必要があったのか

この点に関して疑問が残る一足となっていました。

このフォーム材に関してですが、柔らかいのは理解しているようで

そのため、前足部~上層より、後足部~下層のフォームの方がコシがある印象です。

ただ、どちらにせよ初心者向けとしてはかなり柔らかくなったという印象。

このフォーム材の柔らかさは、良く言えばクッション性と反発性につながります。

一方で、側方への安定性を落しやすく、フォームが整っていないランナーには難しいシューズとなります。

そしてウェーブライダーは今まで、完走請け負いシューズ的な役割を請け負っていた認識があるので

そういう意味では中途半端な立ち位置になってしまった印象です。

もちろん、ウェーブライダーらしいサポートはなるべく残していますし

加えていえば、店頭で売れるかどうかでいえば、29の方がウケは良さそうでしょう。

ただ、安定性を削ってでも必要だったかと言われると

そこはネオビスタ2の領域のように思います。

ナイキでいえばストラクチャーがペガサス、ボメロ寄りになるなんて、シリーズを分ける意味がないですから…

ちなみにかかと部分のパッドは分厚く、今まで通りのフィット感に近くなります。

そのため、軽くて柔らかいライダーを求めていた人にはハマりそうです。

 

まとめ

今までと変わらないコンセプトながら、よりクッション、反発性、軽量性が増しているウェーブライダー29。

個人的には少し、立ち位置がブレた製品になった印象はうけました。

例えばこれがウェーブライダー29と別で、29 PROとかの名前で出ていたら良かったなと。

このようにシューズの発展は近年目覚ましいものがありますが

残念ながら人の身体はそう変わらない上、なんなら便利な道具で退化している傾向にあります。

なので是非、ライダーには初心者向け、セーフティーな分野を突き詰めてほしいですね。

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