アシックスのランニングシューズ、ソニックブラストのレビューになります。
スピードを重視しながら走るようなシーンに適した一足で、反発性が特徴の本作。

本作はブラストシリーズの中でも中~高価格帯、主にスピードを上げたトレーニングで活躍するのが特徴。
それでは早速、解説とレビューをしていきます。
ベーススペック
まずベーススペックについては以下の通り。
SONICBLASTは、軽量で反発性に優れた履き心地を提供し、スピードトレーニング・テンポランや日常のトレーニングにおすすめのシューズです。
ミッドソールは、FF BLAST MAXとFF TURBO SQUAREDの2層で構成されており、軽量で弾むような先進的なクッション性を提供します。
さらに、ASTROPLATE(樹脂プレート)がフォームの中央に配置されており、前方への推進力と反発性でスピードが出しやすい構造になっています。Made in Indonesia / Vietnam
素材 インナーソール素材:合成樹脂(EVA)/取り換え式
備考 適合する別売中敷:1173A029/PERFORMANCE SOCKLINER
靴底の最大の厚さ:約46 mm
サイズ 24.5-29, 30, 31-32
幅/ラスト STANDARD
アッパー素材 合成繊維
アウター素材 ゴム底
アシックス公式より
ドロップは8mm、上部にFF Turbo²、下部にFF Blast Maxという構成のクッション。
上部層が硬めで反発があり、下部層が柔らかく耐久性があるクッションとなっています。
特徴1 安定した硬めの反発

まず履いてみての特徴として、安定した硬めの反発というのが挙げられます。
というのも、反発感が結構強めで、樹脂プレートによる硬さもある程度ある印象。
ただ、それがスピードに乗った際に反発として返ってくるのが良いところです。

また、アウトソールラバーも前足部域を中心に配置しています。
これらのことから、やはりある程度スピードを上げて走るのを想定しています。
逆にいうとミッドフット~ヒールストライクでジョグ、なんかには適していません。
クッション性もこの価格帯にしては柔らかくない、反発重視なので。

ちなみにかかとにもラバーはありますが、最低限しか配置されていません。
そういう所からも、基本的にはスピードを上げて走るトレーニング向けのシューズといえます。
もしもっと汎用性が欲しいなら、メガブラストやスーパーブラスト、ノヴァブラストの方が適しているかと…
また、レースならマジックスピード5やS4yogiriがあったりするので、使い道は限定的なシューズです。
特徴2 快適なフィッティング

そして次に挙げたいのが、フィッティング精度の高さです。
サイズ感的には標準、きつさを感じさせないサイズ感ですが、幅自体はややタイトな方。
その上で、履き心地が抜群に良く感じる仕様が随所に見受けられます。

例えば内側甲が高く、外側が低くなるように保形されているのですが
これは足の構造から考えると理にかなった、すぐにフィットしやすい形状です。
幅自体は細目で、タイトでブレずにスピードを上げられるシューズですが
こういった部分でタイトさだけでなく、精度も追及しているのがわかります。

また、シューレース部も甲部への圧を適切に分散、ロックできる機構を採用。
加えて、一部では圧を逃がせる仕様も搭載しています。
この辺も反発性が高くなるほど圧が高まるので、上手く調整できるようになっています。


個人的にこのアッパーとタンが一体になった仕様はあんまり好きではありませんが
とはいえ、スピード重視ということであれば、これを採用するのもよくわかります。
ヒール部も良くできていますし、アッパー部分は流石アシックスという印象です。
特徴3 ガイド性のあるソール

更にこの2層のフォームの間に、アストロプレートと呼ばれる樹脂プレートが採用されています。
この樹脂プレートによって安定性、反発性を生み出すのですが
更にアシックスのなだらかな傾斜によるガイダンスで、走りやすくもなっています。

この前足部にかけての傾斜によって、股関節の伸展が楽に発揮されるようになっており
加えて、足関節の背屈が抑えられるようになってもいます。
つまり、足首~ふくらはぎ周りへの負担は抑えつつ、臀部はしっかり発揮しやすい仕様です。
この辺も良いところになるかと思います。
懸念点 用途外では不人気になり得る

ちなみに本作、どうもあんまり人気が無いようで…笑
同じシリーズでもスペシャルなクッションを持つメガブラストやスーパーブラストはもちろん
もっと低価格で軽量なノヴァブラストといった製品は汎用性も高いのですが
本作はあくまでスピードトレーニング向けなので、用途が少し限定される印象。

その結果、用途外で使用した場合にはあまりしっくりこない人もいるようです。
確かに定価で22000円なので、スペシャルなトレーニングシューズを期待する気持ちもわかりますが…
昨今だと安い時で12000円位で販売、僕もそれくらいで購入したので、安いタイミングだと滅茶苦茶良いかなと思います。
実際に走ってみた

今回は病み上がり、1週間ほど走ってない状態から、だいたい9割くらい回復したタイミングで初走行。
普通に風邪だったのですが、1週間走ってなかったので、距離は10kmと決めて走りました。

そしてやはり感じるのが、安定性と反発性。
アウトソールのブレなさと硬めで接地感のある反発性、そこにガイド性が加わった感覚が非常に良いです。

特にフォアでの接地が心地よく、ガイド性があってむしろ足が後ろに残ってしまうくらいでした。
なのでフォームを合わせて修正すると、殿筋も使えてハムへの負荷を減らしながら
なおかつ、反発をしっかりもらえ、スピードを発揮することが出来ました。

また、スコア的にはこんな感じで、病み上がりでこれなら個人的には上々の感触。
むしろシューズに助けてもらった感覚まであります。
それくらい、少なくともキロ4分台~3分台で心地よく走れるシューズという印象です。

ちなみにヒールストライク、ミッドフットではあまり良い感覚で走れている印象は無く…
そんなに沈み込まない、反発系のフォームなので、目的ともやはり違うように感じます。
プレートの安定性も前側でより感じるので、スピードを上げたトレーニングにやはり最適な印象です。
まとめ

今回はソニックブラストのレビューでした。
今後使っていって、最終レビューも掲載しようと思いますが。
初回履いた感覚としては、やはりスピード練習に適したシューズという印象です。

また、細かい所でいえば、フィット感の良さも抜群でしたし。
加えて言えば、ソール部のフィット感もかなり良い印象を受けました。
流石アシックスという作りだったので、是非試してみてほしいですね。
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