アディダス公式からです。
主にハーフマラソンまでで活躍するタクミセンシリーズですが
このようにタクミセン11、新型が登場しています。
下記では前作と比べて、どのような所が変わったのかを構造上から解説します。
ハイスピードを大幅強化のアップデート!
今作まずスペック上からみると以下の通り。
前作から大きく変わったのは、まずは軽量性、そしてドロップになります。
重量は12g軽量化され、ドロップは1mm追加の7mmドロップへ変更。


また、runtripマガジンに記載があるように、「LIGHTSTRIKE PRO」が更に柔らかい仕様へ。
その分ENERGYRODS2.0、反発&安定性を高める内部パーツの強度を上げています。
これによってクッションは沈み込んで反発しながらも
ロッドによって沈み込みすぎを防ぎ、双方を統合して反発力に変える仕様です。


また、アウトソールラバーも最新モデル準拠の仕様へ変更。
グリップ性の高いコンチネンタルラバーは内側の一部だけの採用になりました。
これは蹴り出し部、グリップ性が最も必要になりやすい部分にだけ採用することで
適切な蹴り出しを促しやすい、というのも隠れたギミックです。


また、ロッカー位置を変更することで、より自然に前へスピードが発揮される仕様へ変更。
加えて、アッパー自体もLIGHTLOCK、アディオスプロ4に近くすることで、フィット感を高めています。
そのため、全体的に最新モデルらしい仕様になっています。


全体的に安定性、サポート性がまだタクミセン10ではありましたが
今作は反発、スピード、フィット感へより機能を集中させた印象。
場合によっては扱いにくいケースはあり得ますが、このシューズを選ぶ層を考えると問題ない気はします。
まとめ

今回はアディダスの新作、タクミセン11について解説しました。
基本的なコンセプト部分は変わらないものの、スピードに対して大きくアップデートが入っています。
走った感触なんかは全く違うはずなので、必ず試着することが必要でしょう。
ただ、明らかに最新スペック、高い反発性と軽量性、フィット感を兼ね備えた一足になっています。
アディダスが好きな人は、これは要チェックな一足ですね。
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