RUNTRIPからです。
HOKAONEONEの定番のシューズ、CLIFTONシリーズですが
このようにCLIFTON 10、10作目となって登場しています。
サイズは25cm~30cm、価格は19800円と少し値下げ。
今回は前作からどのように変わったのか、構造上からわかる部分を解説します。
見た目以上に様々バージョンアップ
今作はかなりバージョンアップが多い印象です。
まずHOKAONEONEといえば比較的低ドロップなシューズが多かったのですが
本作CLIFTON 10はドロップ8mm、+3mmされて登場しています。
そのため、比較的一般的なドロップ構成になり、ヒールストライカー~ミッドフットでの接地により適した設計に。


また、それはかかと周りのミッドソールフォームからも意匠として読み取れます。
本作10では、かかと部分に一度クッションをため込むような設計があります。
一方、前作は後方から跳ねるような形状になっているので
本作の方がより、ヒールストライカー向けに作っている印象は受けます。


更にアウトソールギミックも違いが出ています。
印象的なのはかかとのラバーで、内外で分割された設計へ変更。
よりかかと接地での柔らかなクッション感を出す設計になっています。
加えて、前足部域ではより一般的な荷重パターンに合わせて強度を上げている印象です。


ちなみにシューレースループを追加したことで、シュータンがズレにくくなっていたり
ニットパターン的には、前作の方が通気性が良さそうな気はします。
ついでに言うと、ミッドソールフォーム自体の表記は大きく変わっていないようです。
※名称と感触が違うことはよくあるので参考まで
※名称と感触が違うことはよくあるので参考まで
WHAT’S NEW
前モデルとの違い
踵のフィット感を高め、足裏の蹴り出しをスムーズに。
前足部のフィット感も向上させ、安定感のある走行を実現。
ダブルレースロックで着脱も簡単に。
HOKAONEONE公式より
まとめ

今回はクリフトン10、新作をわかる範囲で解説しました。
定番のシューズなので、そこでドロップが変わるのは結構大きな変更という印象。
HOKAONEONE好きだとハマる人、ハマらない人がいると思うので
必要な方は9を買っておくのもアリかもですね。
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